COLUMNコラム
筋肉痛でもトレーニングはして大丈夫なの?筋肉痛をとる方法をパーソナルトレーナーが解説
2024.6.7
筋肉痛のときに、同じ部位のトレーニングを続けても安全なのでしょうか?
この疑問は多くの方が持っています。筋肉痛は筋肉が修復・成長する過程で起こる自然な反応ですが、この状態でさらに同じ部位を鍛えることは、筋肉の回復を妨げる可能性があります。
完全な回復を待たずにトレーニングを行うと、筋肉にダメージが蓄積し、怪我のリスクが高まることがあります。安全を最優先に考えるなら、筋肉痛が完全に解消されるまで待つことをお勧めします。
しかし、運動習慣がない方や初心者の場合、どの程度の休息が必要か分からないこともあるでしょう。筋肉痛の理解と適切なトレーニング方法について、この記事でさらに詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
休養
筋肉痛がある時は、基本的にその部位は休ませるのが最善です。トレーニングを行った後の48~72時間は、体が超回復期にあります。この時期には、筋肉は疲労回復と成長を促すプロセスを経ています。
筋肉痛が感じられる部位を無理に鍛えると、筋肉の回復が遅れ、成長が妨げられる可能性があります。そのため、痛みがある部位はしっかり休息をとり、痛みがない部位のトレーニングに集中するのが良いでしょう。
筋肉痛の解消
筋肉痛の解消には様々な方法があります。
- ストレッチ
- 栄養摂取
- 睡眠
- マッサージ
- セルフマッサージ
これらのケア方法は、運動初心者にとっても簡単に実践でき、トレーニングの一部として取り入れることをお勧めします。
ストレッチ
筋肉痛を早く解消するにはいくつか効果的な方法があります。特に有効なのが、適度なストレッチと軽いエクササイズを組み合わせることです。
体内の血流が促進され、酸素や栄養素が筋肉により効率良く届けられるため、痛みの原因となる乳酸の排出が促され、筋肉の回復が早まります。
運動後は、ゆっくりと全身を伸ばすストレッチを行い、関節の可動域を広げることも重要です。
栄養摂取
水分補給は筋肉回復を助ける上で非常に重要です。運動によって失われる水分を補うことで、体の機能が正常に保たれ、回復プロセスがスムーズに進みます。
適切な水分補給とともに、バランスの取れた栄養摂取が必要です。特に、筋肉の修復と成長にはタンパク質が欠かせません。
タンパク質は筋繊維の損傷を修復し、新しい筋肉の合成を助けるため、食事での十分な摂取が推奨されます。
肉、魚、卵、豆類など、高品質のタンパク質源を日々の食事に取り入れることが理想的です。
睡眠
筋肉痛の回復を助けるためには、良質な睡眠を確保することが非常に重要です。睡眠は体の自然な修復プロセスをサポートし、特に筋肉修復には欠かせない成長ホルモンが最も活発に分泌される時間です。
深い睡眠を得ることで、体はダメージを受けた筋繊維の修復作業を効率よく行うことができます。したがって、十分な睡眠は単に休むだけでなく、筋肉の回復と再建を促進するために必要不可欠です。
マッサージ・セルフマッサージ
筋肉痛を和らげ、筋肉の回復を早めるためには、マッサージやフォームローラーを使ったセルフマッサージが大変効果的です。
筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで痛みを軽減し、筋肉の回復を助けます。
マッサージは、筋肉に蓄積された疲労物質を分散させるのに役立ち、フォームローラーは特に、深い圧迫とストレッチを提供して筋肉の硬直を解消します。
まとめ
総じて、筋肉痛の回復には、活動と休息のバランスが重要です。
適切な運動と休息、栄養摂取、そして質の高い睡眠を組み合わせることで、体は最適な状態で回復することができます。
日々の生活の中でこれらの健康習慣を取り入れることで、筋肉痛を効率よく解消し、体調を整えることが可能になります。
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