COLUMNコラム
ストレッチは深い睡眠に効果的
2020.10.27
寝る前のストレッチは、心身の緊張をほぐし、寝つきがよくなるうれしい効果があります。
筋肉を緩めることで血流がよくなるといった身体的な効果に加え、リラックスを促す副交感神経を優位にすることで自然な眠気につながります。
頑張るストレッチは逆効果です。
ゆっくりのんびり、自分の気持ちの良いところを探しながらストレッチを行ってみましょう。
睡眠に効果のあるストレッチ方法3選
<股関節の周りをほぐす>
①床にあぐらの状態で座ります。
左右の足裏を合わせ、両手で足を包み込むように持ちます。
足の位置は背筋をできるだけまっすぐ伸ばせるところにおきましょう。
②息をゆっくり吐きながら、背筋をできるだけ伸ばしたまま上体を前に倒します。
背筋が丸まらないところまで倒し、姿勢をキープしたまま呼吸を続けます。
余裕があれば肘で太ももの内側を押すように行い、さらに股関節の周辺を伸ばしましょう。
1分×3回をめどに行うのがよいでしょう。
※このストレッチは冷えやむくみの解消、血流改善などにも効果が期待できます。
<手足の力を抜いてリラックス>
身体の緊張・疲れをとり、抗重力筋を休ませるストレッチです。
①仰向けに寝て両手・両足を天井の方向へ向けます。
②なるべく脱力した状態で、両手両足を小刻みにブラブラさせましょう。
30秒×2回ほどをめどに行うのがよいでしょう。
<全身をゆるめる背伸び>
緊張で縮まっていた身体をほぐし、深い呼吸・リラックスにつなげましょう。
①仰向けに寝ます。
②両手を万歳するように上に伸ばします。
③両手・両足をゆっくり伸ばし背伸びをします。
手足の指先がそれぞれ上下に引っ張られるようなイメージを持つと
さらにストレッチ効果が高まります。
30秒ほどを目安に行うのがよいでしょう。
深い睡眠につなげるためにストレッチ