COLUMNコラム
ストレッチのルール5
2020.10.27
動作がシンプルで
簡単なストレッチにもきちんとした成果を出したいなら
守るべきセオリーがあります。
「最高の伸び感」と理想の柔軟性を
確実に得るための大原則を5つにまとめてみました。
ルール ① 決めポーズが完成してから30秒
3秒や5秒でしっかり伸びれば本当にラクですが、それはありえません。
時間の目安は「しっかり伸びた状態の姿勢になってから30秒キープ」。
ルール ②呼吸を止めない
呼吸には、自分では気づかないうちに体に入っていた余計な力を抜いてくれる効果があります。
呼吸の仕方において、吐く時間を長く意識すると、副交感神経が優位になって自然と呼吸が深くなり筋肉もリラックスした状態になります。
ルール③ 「痛気持ちいい」ところまで伸ばす
いつも動かしている程度の範囲でのストレッチをしていても、いつまで経っても柔軟性は向上しません。
最も効率のいいストレッチの目安は強い痛みはなく適度な伸び感を感じる。
いわゆる「痛気持ちいい」感覚です。
ルール④ 硬い部分こそ優先的に伸ばす
ストレッチは硬い部位、硬くなりやすい部位を重点的に行うのが効果的です。
いちばん問題なのは、体が「アンバランス」な状態のままでいることです。
左右や表裏の筋肉の柔軟性に差があるとケガや不調の要因になります。
ルール⑤ 週に5~7日行う
ストレッチは週に1回時間をかけて全身を伸ばすよりも、1~2種目でも週に5~7日続けるほうが効果的です。
このやり方だとストレッチの効果をより早く実感でき「しないと落ち着かない」という感覚に。
毎日5分でできるストレッチの習慣を身に付けましょう。