COLUMNコラム
筋トレは朝と夜いつやると効果的?おすすめの時間帯や効果についてトレーナーが解説
2025.3.24
筋トレは、健康やダイエットを目指す多くの人々にとって、日々のルーティーンの一部です。しかし、筋トレを行う時間帯によって効果が異なることはご存知でしょうか?この記事では、筋トレの効果を高めるためにおすすめの時間帯について詳しく解説します。
朝の筋トレのメリットとデメリット
メリット
脂肪燃焼効果の向上
朝の筋トレは、特に脂肪燃焼効果を高めることができるため、多くのダイエット志向の方に推奨されています。その主な理由は、朝起きたばかりの体はグリコーゲンの貯蔵量が少なく、エネルギー源として脂肪を優先的に消費しやすい状態にあるためです。
空腹時に行う軽い運動や有酸素運動は、脂肪の分解・利用を促進し、効率的に体脂肪を減らす助けになります。また、朝に運動を行うことで、1日の代謝が活性化し、その後も脂肪燃焼が継続されることがあります。
生活リズムの整備
朝の筋トレは、生活リズムを整える効果があります。まず、朝早くに体を動かすことで、自然と規則正しい生活習慣が形成されます。毎日決まった時間に目覚めて運動することは、体内時計を安定させ、睡眠の質を向上させる手助けとなります。
さらに、朝の運動は交感神経を刺激し、一日を活力に満ちた気分でスタートさせることができます。この活発なスタートが、日中の集中力や生産性の向上にも繋がり、充実した一日をサポートしてくれます。
また、朝にトレーニングを済ませることで、その後の予定に運動を組み込む負担も減少し、ストレスの軽減にもなります。朝の筋トレは、単に肉体を鍛えるだけでなく、規則的かつ健康的なライフスタイルの確立を促進するためにも非常に有益です。
エネルギーの増進
朝の筋トレがエネルギーの増進に繋がるのは、心身の活性化を促すからです。早朝の運動は、体内のエンドルフィンやアドレナリンの分泌を刺激し、精神的な高揚感や爽快感を生み出します。これにより、朝からエネルギーに満ちた気分で一日を始めることができます。
さらに、運動によって血流と酸素供給が高まるため、脳が活発に働き、思考力や集中力が向上します。こうした状態は、日中の仕事や学習の効率を高めるでしょう。また、朝の運動により基礎代謝が向上することで、一日を通じてカロリー消費の効率もアップします。
デメリット
筋力の低下
起床直後は体温がまだ低く、筋肉や関節の柔軟性が十分ではありません。このため、十分にウォームアップを行わずにトレーニングを始めると、筋力が思うように発揮できないことがあります。特に、高強度の筋力トレーニングを計画している場合、最大限の力を発揮しにくく感じることがあるでしょう。
さらに、この時間帯は体内のグリコーゲン貯蔵量が少ないため、エネルギーも不足しがちです。その結果、通常の力が出せずにパフォーマンスが低下することがあるため、無理をせずに体を十分に目覚めさせる準備運動を欠かさず行うことが重要です。適切な準備でこれらの影響を最小限に抑えることで、朝トレに伴うメリットを最大化することが可能です。
参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット 健康日本21(第三次)における身体活動・運動の目標
夜の筋トレのメリットとデメリット
メリット
筋力アップの効果
夜の筋トレが筋力アップに効果的な理由は、日中に体がある程度活動し、体温や筋肉の柔軟性がピークに達することにあります。この時間帯では、酸素や栄養素の運搬がスムーズで、筋肉が最大限に力を発揮しやすくなります。また、日中蓄積されたエネルギーにより、より強度の高いトレーニングが可能となり、筋繊維に効果的な刺激を与えることができます。
このアクティブな筋肉の活動は、筋肥大や持久力向上に役立ち、結果として筋力アップを効果的に実現します。さらに、夜間のトレーニング後は成長ホルモンの分泌が活性化される傾向があり、このホルモンの働きが筋肉の修復と成長を手助けします。
ストレス解消
体を動かすことによるメンタル面へのポジティブな影響があります。日中、仕事や人間関係などで溜まったストレスは、運動を通じて解消することができます。
これは、運動がエンドルフィンという「幸せホルモン」の分泌を促進するためです。エンドルフィンは精神をリラックスさせ、気分を高める働きがあり、結果としてストレスを和らげるのに一役買います。夜に行うことで、日常生活での不安や悩みから一時的に解放され、心地良い疲労感が得られるため、心身のバランスを取り戻すことができるでしょう。
さらに、1日の終わりに体を動かすことは、精神的なリセットの役割を果たし、翌日に向けた良いスタートを切る準備を整えます。
疲労回復の促進
夜の筋トレは、疲労を回復を促進する絶好のタイミングです。これは運動後の睡眠が、筋肉の修復と成長にとって非常に効果的であるためです。トレーニングによって傷ついた筋繊維は、睡眠中に分泌される成長ホルモンによって修復が促され、新しい筋組織の生成が進行します。
この活動は、疲労回復だけでなく筋力の向上や体作りにも効果的です。さらに、夜の運動は体をリラックスさせて、深い睡眠をサポートすることが多く、良質な睡眠が得られることで体全体の再生能力が高まります。夜の筋トレは賢く行えば、身体の回復をサポートします。
デメリット
睡眠への影響
夜の筋トレには、睡眠への影響というデメリットが存在します。特に激しい運動は交感神経を活性化させ、アドレナリンやエンドルフィンの分泌が増加するため、心拍数や体温が上がり、ベッドに入ったときに落ち着かない状態を引き起こすことがあります。
この状態は、寝付きの悪さや浅い睡眠につながることがあり、睡眠の質を低下させます。また、睡眠不足は翌日のパフォーマンスや健康に影響を与え、疲労感を残す原因となります。しかし、適度な運動、特にリラックス効果のあるストレッチや低強度のエクササイズを行うことで、逆にリラクゼーションを促し、深い睡眠をサポートすることが可能です。
したがって、夜の筋トレを行う際には、運動の強度や終了時間を意識し、少なくとも就寝の1〜2時間前にはトレーニングを終えることが推奨されます。これにより、運動の恩恵を受けつつ、質の高い睡眠を確保することができるでしょう。
他の予定とのコンフリクト
夜の筋トレは日中の様々な活動が終わった後に行うため、他の予定とのコンフリクトが生じやすくなります。多くの人にとって、夜は家族との団らんや友人との会食、趣味やリラックスの時間として重要視される時間です。そのため、筋トレの時間を確保することが難しく、トレーニングが減ってしまう可能性があります。
また、仕事の残業や突発的な予定が入ると、トレーニングが後回しになり、計画通り継続することが難しくなることもあります。このような状況は、筋トレのモチベーションを下げ、成果を得るために必要な定期的な運動を妨げます。そのため、夜に筋トレを取り入れる場合は、週の始めに予定を立て、確実にトレーニング時間を確保する意識的な努力が必要です。これにより、他の大事な活動とのバランスを取りながら、効果的な筋トレを続けることが可能になります。
ダイエット効果を高めるおすすめの時間帯

ダイエット効果を重視する場合、【朝の筋トレ】が最も効果的です。特に、脂肪燃焼を目的とする場合は、空腹時に短時間の有酸素運動を取り入れると良いでしょう。
筋力アップやストレス解消を目的とする場合は、【夜の筋トレ】が適しています。どちらの時間帯を選ぶべきかは、個人のライフスタイルや目的に合わせて選んでください。
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まとめ
筋トレは、時間帯に応じて様々な効果を発揮します。朝と夜、どちらのメリット・デメリットを考慮し、あなたにとって最適な時間帯を選ぶことが、成功の鍵です。パーソナルジムで専門家と相談し、自分にぴったりなプランを作成しましょう。