COLUMNコラム
皮下脂肪を落とすために必要な2つのこと-食事編-
2021.11.16
自分の基礎代謝と活動代謝が
どのくらいか知る
基礎代謝とは?
1日寝たきりであっても生命維持(体温維持や内臓活動)により消費されるカロリーのこと。
例:A子さん 30代 50kg女性⇒21.7×50=1085kcal
年齢 | 男性 | 女性 |
1~9歳 | 61.0~40.8kcal | 59.7~38.3kcal |
10~11歳 | 37.4 kcal | 34.8 kcal |
12~14歳 | 31.0 kcal | 29.6 kcal |
15~17歳 | 27.0 kcal | 25.3 kcal |
18~29歳 | 24.0 kcal | 22.1 kcal |
30~49歳 | 22.3 kcal | 21.7 kcal |
50~70歳以上 | 21.5 kcal | 20.7 kcal |
活動代謝とは?
生活するうえで発生するカロリーのこと。仕事、趣味、家事、アクティブに生活する人ほど活動代謝は高い。
例:A子さん ( デスクワークOL / 生活の移動は車 / 趣味は読書 ) の場合
生活レベルは「レベルⅠ」と推定⇒1085kcal×1.5=約1630kcal
年齢 | レベルⅠ(低い) | レベルⅡ(普通) | レベルⅢ(高い) |
1~9歳 | 1.35~1.40 | 1.35~1.60 | 1.75~1.80 |
10~14歳 | 1.45 | 1.65 | 1.85 |
15~17歳 | 1.55 | 1.75 | 1.95 |
18~69歳 | 1.50 | 1.75 | 2.00 |
70歳以上 | 1.45 | 1.70 | 1.95 |
A子さんの場合、活動代謝が約1630kcalと予想されるので、摂取カロリーはこれ以下に設定する必要がある。
例:脂肪-2kg/月の目標を立てるとした場合
7200kcal×2kg=14400kcal÷30日=480/日
1630kcal-480kcal=1150kcal
A子さんは1日の摂取カロリーを1150kcalに設定することで-2kg/月 の脂肪燃焼が見込める。
※運動の消費は考えない場合の概算
皮下脂肪を燃焼していくためには、総摂取カロリーを抑えることが大前提。
1日の摂取カロリー<消費エネルギー
皮下脂肪のつくられ方
余剰したカロリーは血液に乗って、肝臓をはじめとした内臓で一時保管。
使われなければ中性脂肪に置きかえられ、筋肉と皮膚のあいだに貯蔵されます。
※中性脂肪への置きかえ作業は、血糖値が高いヒトほど急速におこなわれるため、皮下脂肪に変るリスクも高い。
女性の場合、
子宮を守るという生殖上の性質により、
骨盤や股関節(特にお尻や内もも)まわりに貯蔵されやすいです。
これは、多くの女性が悩むぽっこりお腹や下半身太りの原因ともいえます。
摂取後、エネルギーとして体内で直ぐにカロリーになる三大栄養素を知っていますか?
糖質・タンパク質・脂質 ※糖質とタンパク質は4kcal/1g に対して脂質は9kcal/1g
なかでも、
・血糖値に直接働きかける「糖質」
・1g当たりのカロリーが最も高い「脂質」
この2つの栄養素はカロリーオーバーしやすいため、コントロールが必要不可欠。
糖質の選食
~糖質の「種類」を知り、必要に合わせてチョイス~
例:皮下脂肪を増やす糖質
注1)
清涼飲料水(ジュース)や甘味料入りのお菓子、菓子パン、クッキーなどの洋菓子には、精白糖が山ほど使われている。
注2)
精白米は食物繊維やミネラルを削ぎ落した精製米。栄養が無いうえにカロリーは高い。
注3)
グルテン(小麦粉)は日本人にとって隠れアレルギーの1種。
消化酵素で分解されにくく、体内に残りやすい特徴から、浮腫み・フェイスラインや背中のニキビ・冷えの原因としては有名。
注4)
牛乳の主成分である「乳糖」は、ラクトースという糖質。
牛乳=タンパク質のイメージが強い一方、牛乳が糖質であることを知らない人は多い。
「コーヒーはブラックよりラテ派」
「チーズやクリーム・ヨーグルト・プリンやケーキなどの乳製品が好き」
それは「乳糖依存症」かもしれません。
乳成分に含まれる甘味「乳糖」に依存している状態で、分かりやすくいうと「麻薬」と同じような状態です。
上記のように、
摂取した直後から血糖値が急上昇する糖質はフルスピードで皮下脂肪を増やします。
また、皮下脂肪対策で最も避けるべきは「精製糖質+脂質」のダブルパンチ。
栄養が無く、カロリーだけが高い。この例はすべてこのダブルパンチに該当します。
(脂質の選食で後述します)
(例)皮下脂肪になりにくく、脳や細胞の栄養に効果的な糖質
【糖質の選食 まとめ】
精白糖、精白米、グルテンこれらの
「白い糖質」を
玄米、ラカント、はちみつ、黒糖
全粒粉、そば、芋類、雑穀米など
「茶色い糖質」に変えることがポイント。
茶色い糖質はGI値(血糖値)上昇が穏やかで、ゆっくりとエネルギーになる特徴があり腹持ちが良い。
しかもミネラルやマグネシウム・ビタミンB1が豊富で、摂取と同時に糖質の代謝を促進する効率の良さ&肉体疲労回復のメリットがある。
下半身のむくみや、
特に見覚えのない全身疲労に悩む人は、
ビタミンB1が慢性的に不足していることが考えられます。
朝食や昼食では、積極的に低GI「茶色い糖質」を食しましょう。
このように計画すれば、
ダイエット中でもカロリー不足(エネルギーが切れて身体がしんどい状態)になりません。
低GIは食後の眠気回避にもオススメです。
また、
仕事中や勉強・運動などで集中力を高めるには、即エネルギーになる果糖(生の果物)やはちみつがオススメ。
コンビニでも買えるバナナ、みかん、リンゴなど間食として取り入れるのもバッチリです。
ただし果汁100%ジュースは砂糖が多いのでNG。オフィスワークの方は、コーヒーに入れる砂糖やクリームを「はちみつやラカント」に替えるとOK。
その他、低GI間食として「イモ類のデンプン」(やき芋、ほし芋)がオススメ。
ただし、サツマイモは甘味が強くカロリーは高めなので、やき芋はSサイズ。
ほし芋も食べすぎには注意しましょう。ほし芋や甘栗はコンビニでも手に入るのでお手軽です。
脂質の選食
脂質の種類を知り、良質な油のみをチョイス
その1.悪脂質
栄養がなく、ハイカロリー。
フルスピードで皮下脂肪を増やす脂肪=飽和脂肪酸。
見た目のリスクにとどまらず、日常摂取すると心臓血管系の疾患リスクを上昇させます。
バターや生クリーム、ホイップクリーム、マヨネーズ、マーガリンなど原料が牛乳の食品も代表的。
学校給食にも必ず出ている牛乳ですが、その脂肪分は実は飽和脂肪酸。
※タンパク質は確かに摂れますが、積極的に摂るべき脂質成分では無いのです。
その2.悪脂質と精白糖のダブルパンチ
※「糖質の選食」パートで前述した部分
脂質摂取の最も恐ろしい組み合わせがコレ。
その3. 調理法によっては注意が必要な脂質
原料が植物である「植物油の高温調理」別名:リノール酸、リノレン酸と呼ばれる。
ラードや牛脂と違って、植物油は基本的に熱に弱いが、
「サラダ油」「オリーブオイル」「菜種油」「ごま油」は比較的熱に強く、炒め物や揚げ物に日常よく使われている。
よくないのは、これら植物油の「高温長時間調理」。揚げ物やオーブンでじっくり焼き上げる調理(ケーキ・パン・グラタン・パイなど)は代表的ですね。
油を酸化(人間の身体は弱アルカリに保たれているので、酸化は嫌い。身体の参加は様々な体調不良の源になる)させてしまうということ。
家庭料理などサッと炒めて盛り付ける場合には問題ないのですが、スーパーなどのお惣菜調理やファーストフード店のフライヤーを想像してみてください。
高温で、同じ油を何度も使って調理している揚げ物・・・。野菜炒め・・・。
身体を酸化させたくなければ、なるべく避けるか頻度を減らすべきです。
ちなみに、野菜の酵素というのは「生」か、それに近い状態で食べて摂取できます。
お惣菜調理の野菜たちは、酵素が死滅していて栄養はほとんどありません。
【悪い脂質について まとめ】
繰り返しになりますが、
弱アルカリ性の人体を酸性に傾ける食生活が多岐に渡ることで、活性酸素が大量発生し
変異細胞を作り出してしまう
リスクが上がります。
これをフリーラジカルといい、
「癌の原因」になります。
その4.良脂質
n-3系⇒別名:オメガ3
と呼ばれ、積極的摂取が近年注目を浴びています。
人間の細胞は、脂肪の油分によって、簡単に壊れないように作られています。
この細胞の油分の源になるのが「オメガ3」をはじめとした必須脂肪酸です。
健忘や精神疲労に強い「脳」「神経系」を作ります。
成長期でたくさん勉強する学生の「記憶力」や「集中力」、働き者の「タフなメンタル」には欠かせないでしょう。
また、ストレスで疲れ切っている方・鬱傾向が強い方・痩せ過ぎ・月経サイクルが乱れている女性は特に積極的に食べるべきです。
魚の魚油は、とても良質なオメガ3。青魚が健康にいいと言われるのはこの理由です。
1週間の食事を振り返ったときに、肉や卵よりも「魚食」が多いことが理想的。
【脂質の選食 まとめ】
皮下脂肪対策で「精白糖質+悪脂質」
の組み合わせを断つと、
摂取カロリーのパンチは弱くなる。
ダイエット初期に、空腹感で辛くなるのは
これを断つことに身体が慣れていないから。
食べた気がせず、満たされない気持ちに
なることもあるでしょう。
こういった空腹の辛さや、
摂取カロリー不足による筋肉量減少を防ぐためにはn-3系脂質を食事に取り入れると良い。
脂質は基本的に
1g=9kcalとカロリー高めなので、
少量でも満足できる可能性を秘めているからです。
※カロリーが高いことは確かなので、脂質ばかりに偏ることが無いように注意しましょう。
(例)体に良いからといって、間食でナッツをたくさん食べ過ぎる、など。
特に1日の中でもしっかりカロリーを摂りたい昼食。
サバの味噌煮や焼き魚定食、刺身定食、お寿司など魚系にすれば、しっかり食べてもOK。
そうすれば、夜に不要な食欲は沸かなくなるでしょう。
ゆっくり食べる時間が無い場合は、
おかずやサラダにかけて食べる「アマニ油」や「えごま油」は携帯できるので便利。
日中の間食はクルミ(1日片手の手のひら一掴みくらい)もお勧めです。
また、MCTオイル(ココナッツオイル)は中鎖脂肪酸という脂肪分解促進成分があるオイルです。
コーヒーに入れるとバターコーヒーのようなコックリ感が出ます。香りも楽しめるので、ブレイクタイムに。
シュガーフリー、小麦粉フリーの手作りおやつ(クッキー)などのつなぎにもお勧め。
ココナッツオイルは植物油ですが、熱に強いメリットがあります。
よって、高温炒め物調理の油として適している。風味がつくので、チャーハン系の炒め物・肉、魚や野菜の洋風系焼き物に◎
【最後に】
「皮下脂肪を落とすために必要な2つ」について今回は「食事」の中でも、特に「糖質の選食」「脂質の選食」が重要であることを解説しました。
続編では「筋コンディショニング」について解説します。
こちらも是非ご覧ください。
一度付くと、落とすことが大変な皮下脂肪ですが、皮下脂肪は全て敵ではありません。
見た目やプロポーションは、骨格や筋肉の付き方と皮下脂肪のバランスで形成されます。
日常生活やスポーツ活動においては、痩せ過ぎの場合よりも動き続ける持久力を産み、疲れにくいです。
また前述したように、体内のホルモン分泌やバランス調整は脂肪をエネルギーにします。
削ぎ落しすぎると、自律神経の調整やホルモンバランスは崩れます。
大切なのは体内・外のバランス。
どんな印象の身体を目指したいのか? を決めて、コントロールしていきましょう。
パーソナルジムNOVASは無料
カウンセリングを行なっています。
完全予約制、完全個室なので
密になることはありません。
普段抱えている悩みを
人目を気にすることなくご相談できます。
詳細が気になるかたは
初回無料トライヤルをご利用ください。