COLUMNコラム
走る前のストレッチはケガのもと?
2020.10.27
準備運動は、英語でウォーミングアップといわれるように、体を温めることが本来の目的です。
そもそも、なぜからだを温める必要があるのでしょうか?
外気温が低いときや体を動かしていないときは、筋肉自体の温度(以下筋温)が低い状態になっています。
筋温が低いと筋の粘性が高い状態になり、筋肉がスムーズに収縮・伸張をすることができなくなります。
お風呂から上がったときは体が柔らかくなっています。これは筋温が上がり、筋の粘性が高い状態で思いきって静的なストレッチを行うと、筋線維に傷をつけてしまう可能性があります。
では、静的なストレッチだけでは筋温は上がらないのでしょうか?これは研究者や専門家の間でも諸説があり、強いストレッチをいきなり行うのはたしかによくないのですが、静的なストレッチをしても筋温は上がるという見識者もいます。
静的ストレッチとは、止まった状態で筋肉を伸張させるものです。
代表的なものは、片腕を持ち上げて肘を曲げ反対の手で肘を持ち上げ二の腕のストレッチ、腿を前後に大きく開き、かかとをつけたまま上体を前傾させるアキレス腱周辺のストレッチなどがあります。
動的なストレッチとは、ラジオ体操のようにリズミカルに関節を回したり、からだをひねったりして前後左右に対照的に動かす動作のくりかえしです。
一般の人はストレッチのバリエーションも少なく、行う時間も短いなどの要因によって筋温が低いときに静的なストレッチを行っても、柔軟性が上がり関節の可動域が広がることにつながりにくいと考えられます。
それよりも、軽いジョギングやウォーキングから始めるほうが明らかに変化があります。
実際にプロスポーツの世界でも、準備運動の順番は最初にジョギングでからだを温めることから入るケースも多いです。
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