COLUMNコラム
「180度開脚」は関節を不安定にさせるおそれあり
2020.10.27
180度の開脚ができるようになりたい!
これは、おもに女性のお客様からいただく要望です。
もちろん体の柔軟性が高いほうが快適に過ごせますが、
「180度開脚」までいくと過度な柔軟性になりかねません。
柔軟性の象徴とも言えるバレリーナや新体操選手の関節可動域が過剰に広いのは確かです。
ですが、それだけで美しい演技はできません。
その可動域ですばやく動くことに耐えうる筋力を身につけ、さらに関節が安定するよう日々の練習やトレーニングで鍛え上げているからこその動作や容姿なのです。
プロのアスリートの中でも、180度の開脚ができない人が多いことからもわかるように、要求される可動域は競技によって異なります。
ストレッチに慣れている方は、プラスして春から運動をすることをお勧めします。